【第5回大学院特別講義】雑貨とデザインのみらい
今回講義してくださったのは(株)タピエ/代表、玉井 恵里子さんです。
概要
玉井さんは株式会社 タピエの代表取締役、インテリアデザイナーです。
主に大阪と京都でクリエイターズ雑貨「タピエスタイル」を展開しています。
「タピエスタイル」はどのような活動を行っているのか次の事例で紹介します。
事例
「タピエスタイル」
・「かわいい」を日本文化のひとつとして発信をつづける。
・美大の学生やクリエーターなど様々な作家さんの作品を売っている。
「Kawaii et cetera」
・タピエスタイルの作品をもっと知ってもらうための期間限定のポップアップショップ。
・東京、名古屋、フランス、ミラノなど世界中で展開している。
・ポップアップショップはタピエスタイルの人々が自分たちで飾り付けをしている。
「zakkaな大阪」
・大阪の雑貨屋さんなどをかわいいイラストを使って紹介。
・「お好み焼き」「たこ焼き」「食い倒れ」といった今までの大阪のイメージを変える女性向けのガイドブック。
まとめ
玉井さんは「目憶力」が大事だと教えてくれました。「目憶力」とは何か自分の考えも含みながらまとめました。
「目憶力」
・頭で覚えるのではなく目で見て映像・形として記憶すること。
「目憶力」を鍛えるには
・本・絵画・映画などさまざまなものを見る。
・いつもの道順を変えるなど視点を変え新たな気づきを得る。
・感動をメモする。
・高級なもの、リーズナブルなものなどバランス感覚を鍛える。
・現場に出て実際にみる、手触り空気感、光寸法などを鍛える。
「10年ごとに時代は変わる」
・10年ごとに時代は変わる。
・2020年代は人やモノなどライフスタイルの変化の時代になる。
・これらに敏感に反応するには今までのもの、新しいものを見て次にどのようなものが来るか予想する。
感想
玉井さんがデザインする「タピエスタイル」は他では見られない可愛らしい作品を提供していると講義の中だけでも感じました。
何故この様に感じたのか、それは玉井さんが「目憶力」にとても優れているからです。「かわいい」を発信するために玉井さんや職員は様々なところから視点をみて私たちユーザーを楽しませるために作品を目利きして提供していると感じました。
私もよく絵を見るのが好きでクリエイターや学生の作品展を見て回っていますがそれだけでなくまた別のアンテナを張ってみると新しい発見があると感じました。